駆け出し医学生の駆け出しブログ。日常をつれづれと書いたと思えば、飽くなき趣味と愛を叫んだりします。好みについてはカテゴリーをご覧下さい。
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正直言って、ブログを始めた時はここでサクラについて書くとは思ってなかった。読んでくれている人が分からないものを書くのはどうかな、って思ってた。
それでもやっぱり書きたくて色々と書いて来た訳だけど。最近はブログを分けた方がいいのかな、とも思う。まあ分けたところで大した内容は書けないから先送りしてるけど。 というわけで、サクラの話。 今回のお題は「私がサクラを好きであり続けた理由」。 「サクラを好きな理由」だったら、カテゴリを好き語りとサクラとどちらに入れるか迷っただろうけど、今回は無問題。好き語りじゃない。好きな理由を書くのではないから。 最近よく思うのが、もし私がSSのShort Storyを書けていたら、私は今頃サクラを好きでなかっただろうな、ということ。 SSっていうのは、色々な言葉の略らしい。私が知っているのは題名に書いた「Short Story」と「Side Story」の略。私が今まで書き続けて来たのはSide Storyのほう。Short Storyは未だかつて1度も書けたためしがない。 書こうとしたけれど、書けない事が割って止めた。仕方のない事だと思う。言い訳じゃないけど当たり前の事だとも思う。書けるはずがない。ゲームをやった事がないのだから。 私は、サクラファンの中でもけっこう少数派だろう。1度たりともサクラのゲームに触れる事なく、他のメディアを通してサクラに触れ続けて来たサクラファンだから。 サクラを知ったのはあかほり氏が書いた小説版サクラ大戦を友達に借りてから。「太正」という独特の世界に憧れ、サクラ大戦がなんであるのかを知りたいと思ったのが始まり。当然の事ながらゲームはなく(既にDCは発売停止だったし)参考にしたのはもっぱらネット上にある二次創作作品だった。 最初から、サクラそのものではなくサクラのパロディを楽しんでたという事。一度たりとも正統のサクラがどんなものかを知らずに、正統のサクラの別世界で遊んでいたという事。最初からひとり遊びをやっていただけの話。 個人的な意見だけど、Short Storyというのはゲームをやっていないと作るのがかなり辛いと思う。少なくとも、私にはかなり辛かった。 分からないから、キャラクターが。 キャラクターの軸である部分が分からないから。 キャラクターに関わるストーリーが思い浮かばない。 ゲームが原作である以上、他に展開したメディアは全てゲームに付随するものに過ぎない。附属するものを集めても、正統なものになる訳じゃない。 小説にしても漫画にしても音楽CDにしてもドラマCDにしてもOVAにしても歌謡ショウにしても。あるいは二次創作にしても。全てはゲームに繋がっている。全てはゲームの下位に位置づけられるもの。 付随するメディアしか知らない私は、元となるキャラクターがどのようなものなのか分からない。彼女たちが、あるいは彼らがどのような言葉を話し、どのような行動をするのか。他のメディアから類推するだけで、一度もそれを見聞きした事がない。 Short Storyというのはキャラクターの行動を見てそこからイメージして作られるものだと思う。イメージした結果の作品しか知らない私は、本編のゲームを元にしたイメージを作る事が出来ない。 想像力が欠けている事も否定しないけど。 私が書いているのはあくまでSide Story。太正という世界観を目一杯使ったひとり遊びのひとり小説。オリジナルキャラばかりの世界。Another Storyと言ってもいいと思う。サクラのパロディで遊んで、サクラのパロディからインスピレーションを受けて、さらにそのパロディを作って遊んでいるに過ぎない。 それはそれでいいと思ってるけどね。人それぞれ楽しみ方はあると思ってるから。 そういうわけで、私とサクラの繋がりはあっても、私とゲーム「サクラ大戦」との繋がりはほぼゼロ。もしゲームとの繋がりがあったら、私はShort Storyを書けたと思う。でも、そうしたらきっと、私はどこかでゲームとの繋がりを断っていたと思う。 だってさぁ、評判上がってるとはお世辞でも言えないでしょう、ゲーム「サクラ大戦」。それを考えると、飽きっぽい私の事だからどこかで止めていた可能性が高いんだよね。ゲームを知らなければ、本編を知らなければ不都合を生じる事もあったけれど、永遠に自分の作った自分にとって都合のいい自分の好きなパロディ世界で楽しむ事は出来る。 えらく歪んだサクラファンだけど。この形でなければ私は今日までサクラを好きであり続ける事はなかった。 サクラ大戦DS、どうなるんだろうね。 正直言って私は、サクラが途中で消滅しても変わらずサクラファンであり続けられると思う。私とサクラの間に、ゲームという存在はほとんどないから、なくなってもなんの異常もないもの。 ただ、消滅してほしくないとも思う。サクラをゲームで愛で続けてくれた人がいたおかげで、私はサクラの世界で遊ぶ事が出来た。その人たちがいなくなってしまう事は、やっぱり悲しい。 レッドさん、頑張って。 ファンが何を待っているのか、ただその事だけは考え続けて。 自分の趣味に走り続けたところで、必ずしもいつもそれが受け入れられるわじゃないんだ。 私の小説は、あるいは私が書くものは全て私のひとり遊びですまされるけれど、サクラは違うでしょう。 PR |
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